妊婦健康診査での虐待リスク妊婦の早期発見が重要

妊婦健康診査での虐待リスク妊婦の早期発見が重要

妊娠中からの児童虐待防止が喫緊の課題です。妊婦健康診査でリスクの高い妊婦を見つけ出し、支援することが肝要だと指摘されています。

研究結果から、若年や精神疾患のある妊婦、夫婦の年齢差が大きい場合などでリスクが高くなることがわかっています。受診回数が少なかったり、初診が遅かったりするケースも要注意です。

問診票を活用することで、産科医療機関の限られたマンパワーでもリスク妊婦を効果的にスクリーニングできるようになりました。数値化したり、項目を絞った checklist を使えば判断もしやすくなります。

行政と医療機関が連携し、妊娠期から継続的にフォローすることが大切です。ケース会議を定期的に開き情報共有するなどして、虐待防止に向け切れ目ない支援体制の構築が求められています。

 

参考資料

ライター紹介

赤佐多奈

赤佐多奈

日本が大好き。日本が大切。がんばりすぎず「マイペース」に歩んでいます。心が穏やかになる暮らしを目指しています。

TOP